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栽培について - CULTIVATION

ネペンテス栽培の概要

○ ま ず 始 め に
 『ネペンテスの育成法は決して特別、特殊なものではない!』と最初に述べておきます。
光合成を元に成長する普通の植物であり第一なのだと理解する必要があります。 
私はHP【 袋 】を開設する以前に沢山の高山性ネペンテス入門者から栽培法について相談を受けてきました。 
私は入門者に対していつも『 先ずは植物栽培の基礎を理解する様に 』と勧告して来ましたが、殆どの入門者が『 温度が25℃以上になってしまう! 湿度が80%を割ってしまう 』とか『RO水じゃないと駄目だ、セラミス主体の用土でなんとか 』等と温度湿度や栽培マテリアルの本質を理解もせず、それらの要素に異常に固執してしまい植物が必要とする基礎を見失った挙句大失敗し辞めてしまう人を沢山見てきました。 
入門者が温度湿度の数字を追いかけ、水質や用土の構成素材について異様に拘る原因は察しがつく。
国内には世界的レベルの高山性ネペンテス栽培家が数人居り自身のHPでコツとして色々な事を記述されているから
入門者がそれらを意識するのは判らないでもない。 しかし達人達は植物育成の基礎を充分理解した上でのドーピング要素としてそれらを記述している事を誰も理解しようとしなかった。 例えば温度25℃にすれば育つんだと勘違いして夏場に陽の当たらない影に封じ込めてしまったり、湿度80%以上を保たねば育たないんだと想い込み、通気を殺しケースを密封したり。 まだ最低限の育成環境も整えていないのに、育成に副次的な専用機器が無いと育てられないと想い込む入門者も何人も居た。
ネペンテス栽培において先ずは植物栽培の基礎を理解する事が第一である。 とても簡単な事である。 
、そして、その内の何れかが足りなければ植物は育たないのである。 温度湿度や制御機器も大事であるが副次的なものだと理解しなければ絶対に上手く育てられないと云う事を知って欲しいです。


○ 日 照
 ネペンテスも植物なので当然ですが日照大好き。 なるべく陽に当ててやる様にすれば良く育ちます。 
しかし日照が大好きだからと云って直射日光に当ててしまうと酷い葉焼けを起し最悪の場合、枯死に至る事もあるので冬季で約30%、夏季で約50%程の遮光を施してやれば良いでしょう。 適切な日照条件かどうかは植物体の葉色を見ればよく判ります。 タップリと陽を浴びた葉はライムグリーンから濃い緑色の光沢のある艶やかな葉をしています。
日照が強すぎると葉が黄色っぽくなったり酷い場合は葉焼けして所々が赤褐色の汚れた感じになります。
逆に日照が不足するとくすんだ深緑になり艶が無く葉幅が狭まった葉になり茎も細くひょろひょろしたものになって成長が極端に遅くなります。 先ずは日照条件が第一! 
力(陽)は制御出来ますが、制御する術を持っていても力(陽)を確保出来なければ制御技術は無意味です。 
しかしながら日照に恵まれた栽培場所を確保する事は困難な事です。 
もし適所を確保出来ない場合は市販の植物育成用LED照明器具を導入する事をお勧めします。


○ 温 度
 殆どのネペンテスは冬季の暖房機器が必要になります。 低地性熱帯多雨林帯は通年日中で35℃、夜間でも30℃前後ありますのでこれら低地性種は冬季の維持が頭を痛めるところです。 冬季は最低でも20℃以上の温度を確保したいものですが経済的に無理をしても栽培が長続きしません。 冬季の間は植物の成長を諦めても良いのであれば現地同様の温度設定にする必要はありません。 殆どの低地性種は最低温度15℃ほどまでは耐えますので生育は緩慢になりますが最低温度で冬越しさせるのも栽培法の一つだと云えるでしょう。 
日当たりの良い場所に温室やケースを設置出来れば日中はかなりの温度を確保出来ますが日陰の場合では昼夜、暖房機器がフル稼働となってしまいランニングコストが馬鹿になりません。 温室にサニックス等の保湿シートを掛けたり内張り等をして保温対策をしましょう。
 
 対して高山性多湿多霧地帯は日中で25℃前後、夜間では標高にもよりますが5℃〜15迄で下がってしまいます。
冬場の暖房費は然程掛かりません。 しかし逆に夏季の温度対策が必要となります。 日本では夏季の日中で40℃近くまで温度が上がり夜間でも30℃前後の熱帯夜が続きます。 日本の夏の風土で高山性ネペンテスを栽培する事は困難です。 故に冷やしてやらないといけません。 冷やし方は色んな方法があります。 屋外温室の場合ではスポットクーラーを稼動すれば簡単に問題をクリア出来ます。 室内設置のケース等であればルームクーラーを運転すれば良いでしょう。 植物栽培において冬季の保温は常識とされていますが、しかし植物栽培にクーラー!?と驚く人が大半の様で冷媒機器を導入する事を躊躇されることが殆どの様です。 しかし実は冷やす消費カロリーは温める場合の半分程なんです。 つまり冬季の半分程度のランニングコストで冷却出来るのです。 しかも冬季の暖房稼動期間は11月〜翌3月中旬までの約5ヶ月前後もありますが、夏季の冷却期間は6月下旬の梅雨明け〜9月末までのたったの3ヶ月程なんです。 高山性種を本気で育成するつもりであれば以上に挙げたランニングコストを理解すれば冷却設備の導入も容認出来る筈だと想う。
冷却方法については色んな方法があります。 エアコンによる直接的な低温送風やパッド&ファンや細霧冷却の様な気化熱冷却等々、必ずしも機器を導入せずとも冷やせる方法は幾らでもあるが詳しくは下記の【 設 備 】の項目で記述します。 肝心なのは25℃だとか15℃だとか、温度の数字的な問題ではなく、昼夜の温度差を与えてやる事が最重要なのである。 どう云う事かと云えば仮に日中の温度が30℃を超えても夜間20℃まで下げる事が出来れば殆どの高山性種を育成する事が可能なのである。


○ 通 気 と 湿 度
 ネペンテスも植物である以上、植物栽培の基礎が先ずは第一と云う事を理解した上で次にネペンテスが好む環境を考察したい。 ネペンテスは熱帯域の暑苦しい低地から標高3千メートル以上の高山域まで多種多様な原種が生息している。 その分布域はそれぞれ環境が大きく違うが低地にしろ高山にしろ湿度がとても高いと云う事が一致していおり、
栽培下において湿度が低過ぎると育成に障害が発生する。 割と湿度が低い日本では湿度を保つ為の策が必要となる。
湿度を50%〜80%以上保つには市販の加湿器(スチーム式、超音波式、遠心力式等)を導入すれば良い。
しかし、この高湿度栽培に落とし穴がある。 本項冒頭に注意書きした様に、初心者の殆どが高湿度さえ維持出来れば良い、高湿度を維持しなければ育てられない。と想い込み、ケースを密封して植物を駄目にしてしまうのである。
通気をとって新鮮な空気を循環させなければ草体も根も代謝出来ずに弱ってしまい病気にもなってしまう。 
通気を行いながら充分な高湿度を維持出来れば最良だが、そのシステムを構築するには最低限の園芸の知識とある程度のウツボカズラ栽培の経験を積まねばならない。 極論になるが国内では殆どの低地性及び高山性原種が加湿器無しでも育てられる。 日本では4月中旬から9月中旬までは55%前後の湿度があるので屋外の風通り良い場所に遮光して水加減さえ制御してやれば育つし、秋口〜翌春まではケースに避寒するので湿度を保ちやすい。 例として兵庫県立フラワーセンターでは加湿器なんて無くても低地性ウツボカズラは世界レベルの出来映えだし、高山性種については夏季の間は屋外で遮光して風通し良く管理しているだけで真夏でも植物体が成長を続け見事な袋を付けている栽培家を何人も知っている。 つまり日照や通気、水加減をコントロール出来れば誰でも最低限のウツボカズラを作り込めると云う訳である。 それらの基礎を充分消化してから高湿度を意識すべきだと想う。


○ 用 土
 日照と水、そして風と同様に無くてはならない重要なものが土である。 他の植物との生存競争に勝てない植物が競争相手のいない栄養塩類の乏しい土壌に逃れて、土壌の代わりに外から栄養を得る為に捕虫機構を取得して進化した植物群がウツボカズラである。 ウツボカズラはその進化におけるの特性上、栄養豊富な土壌を好まず下手に肥料を与えると直に肥料焼けを起し枯死に至る。 殆どのウツボカズラは普通の植物と比べて殆ど根が発達しておらず成長するに当たって根に然程依存していない様に想える。 しかし劣悪な状態の用土ではウツボカズラは直に成長が緩慢になって愚図ついてしまう。 いったん根を痛めたウツボカズラは10年経っても大きくならない場合も多い。 やはりウツボカズラも根が大事であり、根を下ろす用度はとても重要なものなのである。 ウツボカズラの用土に使用するマテリアルについては栽培環境によって効能が大きく変わってくるのでコレ!と云える決定的な素材を挙げる事が出来ない。
一般的に使用するマテリアルは鹿沼土やベラボン、ミズゴケ等をベーシックにその他に植物体の様子を見ながらピート等をブレンドして用土を作る。 私は鹿沼土+ベラボンの混合コンポストを基本にピート、黒土、腐葉土等の有機系マテリアルを種ごとにブレンドして土を作っている。 有機系主体の用土を使うのであれば用度は乾かし気味。 鹿沼土等の無機系主体の用土であれば濡らし気味で作ると使い易い。 重要なのは用土のマテリアル構成そのものでは無く、栽培環境に適合したマテリアル構成かどうか。 先ずネペンテスの根はとても脆く弱いので柔らかい土を好み、空気を好むので通気を好むと云う事。 硬い砂利系だと根が発達しないし、根の通気を好むからと大きな粒の用土に植えてしまっても繊細な根は用土に活着出来ない。 逆にピート主体等の柔らかい土に植えつけると根詰りを起して根を腐らせやすい。 最適な土作りは結構難しいものである。 故に上級者の特殊な栽培環境で特化した用土のマテリアル構成は絶対に真似するなと云っておきます。 お勧めは鹿沼土(小粒〜中粒)+ベラボンを9:1程にブレンドしたもの。 
この構成なら乾かし気味でも濡らし気味でも通気が良くベラボンの有機素材が微量な養分になり育成に有効的である。
その他ではミズゴケ単植えがウツボカズラ育成には最適だと云えるが濡らし気味だと直に用土が痛んでしまうので注意が必要。 
用土の役割を果たすもう一つの重要な素材が鉢である。 鉢は素焼きのものかプラ鉢になるがプラ鉢ならスリット系のものを使うと根の通気が良いし、プラ鉢は加工し易いのでドリルで沢山の穴を開けて通気の効率を向上する事も簡単に出来るのでお勧め。 素焼き鉢は実に良く出来ている。 プラ鉢と違い用土と外気の媒体でもあるので夏季は鉢内の蒸発冷却を促してくれるしある程度の通気も鉢が行ってくれる。 しかし硬いので加工に不向きであり、通気や蒸発冷却にも限界があり、鉢に老廃物が蓄積してしまうので植え替え毎に鉢は破棄せねばならない。

○ 植え替えや挿し木、株分け
 ミズゴケの様な有機系主体で植え付けている場合、乾湿の環境で時間差は大きいが何れは必ず腐敗してしまう。
また鹿沼土等の無機系主体の場合でも経年で粒が潰れて行きヘドロの様になってしまい根を詰まらせる事になる。 
例え用土が腐敗したり粒子が崩壊しなくとも古い用土には老廃物が蓄積して根を傷めてしまうし、フザリウムや根瘤病等の菌の温床と化してしまう場合が多い。 故に植え替えが必要となってくる。
植え替えのサイクルとタイミングは栽培家の目で判断しなければならないが、有機系主体の場合では1年〜2年に一度
無機系主体の場合は2年〜3年毎に植え替えする事を推奨する。 植え替える時期は低地性種の場合であれば4月初旬の暖かくなり始めた時に施してやるとその後の生育が望まれる。 高山性種の場合、さすがに真夏に植え替える事は無いとしても春先に植え替えてしまうとその後、根が活着する前に夏を迎えてしまうので好ましくない。 また秋口に植え替えるのも控えるべきだ。 厳しい夏を必死に乗り越えようやく涼しくなって植物体は全エネルギーを開放して育とうとしている。 この時期に植え替える事は植物体に多大なストレスを与えてしまい、簡単に枯死してしまう事もある。 以上の事から高山性種の植え替え時期に適しているのは12月中だと云える。


ビカクシダ栽培の概要

○ ま ず 始 め に
 ビカクシダは胞子葉(実葉)と貯水葉で構成された魅力的な着生植物で、南米・アフリカ・オセアニア・東南アジアの
赤道付近の熱帯雨林帯に自生している。 分布する原産地でそれぞれ気候が全く違う為に色んな草姿の原種が存在し、原種の数は15種とも19種以上とも云われている(一般的には現在18種とされている)。そして数え切れない程の園芸品種と交配種はコレクション性が高くマニアとしては嬉しい限りである。 さて、この無数にあるビカクシダの品種であるが、無知なナーセリーが適当に名前を付けたものが流通しており、情報源も著者の解釈で変わっているので、既に原種なのか亜種(ssp.)なのか、品種(var.)か園芸品種(cv.)かも曖昧になっているものが沢山ある。 やはりマニアとしては自分が愛情深く育てている苗の素性は知っておきたいものである。 
ビカクシダは子株(無性芽)をよく出し増殖する。もし増殖したものを他者に渡すのであれば由来だけはしっかりと知っていて欲しい。 
『綺麗なら別に何だっていいじゃん』と純粋に植物を愛でる気持ちも良いが、当サイトではマニアとしての在り方を述べている。 偽物や品種名も判らない様な苗がこれ以上増える事は避けたいものである。   


○ 日 照 
 ビカクシダは樹木の幹に着生し木漏れ日を好む耐影性のシダ類であり、屋内管理でも陽がよく入る部屋なら反射光だけでも育つ種もあるが、日本は原産地と比べると通年の日照が極端に少ないので出来れば日照に当てた方が良く育つ。しかし直射日光に当てると1日で葉焼けを起し酷い場合は枯死に至る。 必ず遮光ネット等で光を和らげてあげる事が必要。 春〜秋に掛けては太陽の位置が高く住宅街でも充分な日照を得やすい。しかい冬季は太陽の位置が低くなり陽も短くなるので日照を確保する事が大切になる。また冬は当然ながら保温してやらねばならない。 もし冬季に日照が無くなってしまう栽培環境ならビカクシダは成長を止めてしまい葉が傷んでボロボロになってしまう。 その様な場合では根茎も弱り春からの立ち上がりが随分遅れてしまう。 ビカクシダに限らず植物育成の鍵は通年の日照をどれだけ確保出来るかである。 いくら知識と栽培技術があっても日照がなければ大したものは作れない。 

○ 潅 水
 ビカクシダ育成の肝は潅水のタイミング掴む事である。 自生地では雨季と乾季があるものの、雨もよく降り風通しも良い通年安定した気候である。 しかし四季がある日本で赤道付近の熱帯植物を栽培するには水加減が難しいのである。
『基本的には乾いたら潅水する』である。 何時もたっぷり潅水すると貯水機能の高い貯水葉に隠された根茎が濡れっぱなしの状態になり根腐れしてしまう。根腐れすると新しい胞子葉や貯水葉が小さく萎縮して生えてくるので直に判る。 逆に乾かし過ぎると貯水葉がドライアウトしてしまい根が死んでしまう。この様な状態では新たに展開する葉が小さくなる。潅水のタイミングは栽培環境によって大きく変わるのでこれは肌で覚えるしかない。 潅水法にも少しコツがある。P.bifurcatumの様に貯水葉の縁が密着する系統は基本的に乾燥に強いので乾かし気味にして植付けている鉢やヘゴ材が軽くなっていたらタップリ潅水してやる。 P.coronariumの様に貯水葉の上部が王冠型になる系統は水遣りを気を付けなければならない。原産地ではよく雨が降るが水を受止めているのは最新の貯水葉だけで、古い貯水葉は保水と共に余分な雨が掛かり過ぎない様に後部にたたみ込んで枯れ込み深層部の根腐れをガードする。これを知らずに王冠の上から大量の潅水を行うと深層部が何時までも濡れっぱなしで根腐れの原因となる。 また潅水は春と秋に集中すること。 日本の夏は原産地よりも遥かに暑くなるので中株〜大株は貯水している水が乾く事なくお湯になってしまい植物体の細胞を壊死させてしまう。夏季は風通しを優先させ潅水は表面が濡れる程度に小まめに行う。 冬は辛めに管理するのは当然であるが。 しかし潅水法は種によって大きく変わってくる。ビカクシダは原産地で環境が大きく変わるので同じ潅水タイミングで全てのビカクシダを栽培していると種によって枯れるものと育つものが出てくる。この水加減は種毎に自生地環境を考察して育てなければならない。 



○ 用 土 と 肥 料
 ビカクシダは鉢に植付けたりヘゴ板に活着させてたりして管理する。 最近はワシントン条約の規制でヘゴ材が入手し難く高価なうえにスッカスカのヘゴ板だったりするので使われなくなってきた。杉板を加工したものにアスロンテープ等でビカクシダをくくり付けると良い。 海外では角カゴ(キッチン用品の水切りカゴ)にベラボンやミズゴケで植付けている栽培家をよく見掛けるが、これは安いし通気性も良いので最高だと想う。
植付けるマテリアルはミズゴケが主流である。 ミズゴケで植付ける場合は少し固めに植付ける。柔らかく植付けると水が停滞して用土の劣化や根腐れを引き起こす。 硬めに植付ける事で停滞水を無くし乾きやすく出来き、また根張りが良くなる。 
ミズゴケは劣化が早いので2年毎に植え替える事を推奨する。 植替える時期は植物が活性化する春先にするが、実はこの植替えが植物体の活性を上げる重要な作業なのである。 植物は素晴らしい環境下であってもストレスが全く無いと生育が緩慢になってしまう。 植替えで古い根を引き剥がす(ストレスを与える)事で植物体が活性化し新しい用土に根を張るのである。 
植物体が愚図っている場合は根が傷んでいる場合が殆どなので、この場合は直に植え替えると同時に貯水葉裏側の古い貯水層を大胆に引き剥がし(ビカクシダは貯水葉の隙間にも根を張っているので)新しい用土に植付けてやると調子を取り戻す場合が多い。
 ビカクシダはとても肥料を好む。 肥料の有無で育成状態が大きく変わる。 春先と初秋に固形の置き肥を与え、私は希釈倍数1,000倍以上の液体肥料を1ヶ月に一度与えているが、与える頻度/希釈倍数は栽培環境で変えてゆくと良い。
但し濃い過ぎる肥料は肥料焼けを招くので程々に。 熱帯夜が続く夏の猛暑と冬季は肥料を控える。
固形肥料は油粕が一般的であるが虫が湧きやすい。 私は最近オスモコートを使っているがこれが最高に良い。

○ 病 害 虫
 うぎゃー!